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320dツーリングの荷室の本領発揮!天気のいい日は河原でデイキャン!

「デイキャン」と言われても何のことだかわからない方もいらっしゃるかもしれませんが、要するに「昼間のみのキャンプ」のことです。もっと平たくいえば「バーベキュー」ですね。

実家に集合して河川敷でデイキャンプ!

この件は結構前から(と行っても1ヶ月ほど前ですが)計画されていました。その日が天気かどうかもわかりませんが、意外とGWって天気に恵まれることが多いですよね。特に私は気にしていなかったのですが、当日になって見ると、関東地方はまあ見事に晴れ渡り、暑いくらいの陽気。

そして気合の入っていることに朝9時に実家に集合でした。幾ら何でも早すぎるだろ・・・と思いつつ遅刻するのも嫌でしたので、前日のうちに荷室に主要な荷物を詰め込み、渋滞を見込んで早めに家を出ましたが・・・拍子抜けするくらいに近郊までは空いています。よくよく見て見ると、下り線はあまり混んでいないんですね。

ちなみに主要荷物を積み込んだ状態の荷室はこちら。

これで6人がけのテーブルと、椅子5人分、焚き火台、ダッチオーブン、そして焚き火テーブルを積み込んでいます。キャンプブログではないのでここの道具の詳細は記しませんが、これにあとはクーラーボックスを積むなど余裕のスペースの空きがあるのはおわかりいただけるかと思います。

床面が平に成型されているので積みやすく、床面積も広めに確保されていますので本当にこういう時に使いやすいです。セダンでも容量的には十分でしたが、床面に凹凸があるのでちょっと積みにくかったんですよね。

実は私も「河原でデイキャン」を甘く見ておりまして、「まあ、この時間なら余裕で場所もとれるだろう」くらいに思っていたのですが・・・現地に到着してびっくり。立ち並ぶタープ・テント。もう、びっしりです。しかもとことん甘く見ていた私は、木陰が簡単に確保できるだろうとの見込みでタープも持ってきていません。あ、タープっていうのは要するに「屋根」です。天幕と申し上げた方がわかりやすいでしょうか?あの、運動会で来賓の方が座る所に貼ってある屋根みたいなやつですね。

これです。この手前の屋根みたいやものですね。

ですが逆にみなさんがタープやテントを持ち込んでいることもあって、逆に木陰は空いているという不思議な状態で、運よく木陰をゲットできまして、上の写真でも写っているテーブルや椅子、そしてバーベキュー台を設置します。が、駐車場から人力で運んできたので既に汗だくです。私はサイトまで直接入れるオートキャンプ場にしか行ったことがなかったのですが、実はオートキャンプ場も全てがサイトまで車で入れるわけではありません、そういう時のために台車が売っているのですが、当然ながら持っていませんので、参加者全員で運んだというわけです。

木陰でも暑い中デイキャンプは結構ツライ(笑)。

木陰を確保した私たち一行は敷物を広げてくつろぎスペースを作り、テーブルと椅子をセッティングします。ここで大活躍したのが、何を隠そう我が息子。

率先して椅子を広げてセッティングを手伝ってくれています。私がテーブルを広げて後ろを振り返ると、既に2つ目の椅子を広げている所でした(驚)。キャンプに連れて行っているとはいえ、率先して働く姿は本当に頼もしいものです。ですが手を挟んだようで流血してしまうというハプニングがあり、終盤に戦線離脱しましたが、天晴れな働きぶりでした。

息子の頑張りで設営は素早く終了し、後は焼くだけですが・・・予想以上の気温に一休みしてから、ということになり、冷たいお茶を飲んでいると、もう復活した息子が「お腹空いたー」と訴えました。まだ10時半だよ?!と言いつつも、ダッチオーブンでローストチキンを作ろうと思っていた私は早めに準備に入ろうと炭をおこしだしました。

するとここでも息子が大活躍です。炭火がうまく起こせるかどうかって、大学生のバーベキューとかで結構大事な見せ所だったりしますよね?まあ、慣れてしまえば簡単なのですが、着火剤を下において、真ん中付近が空洞になるように炭を山の形に積んでいけば放っておいても火はおきるんです。もちろん、その過程で空気を送り込むことは必要ですが。

そう、息子はこの「フーフー」を積極的にやり出したんですね。それどころか、その前に種火の段階で重宝する細かい木切れも拾ってくるという気の利きよう。痛みに弱い都会っ子かと思ったら意外とこういうところはアウトドア男子なんですよね。

おかげで早くも炭火の着火に成功し、息子がまたその炭火をフーフーして育ててくれたおかげで、ダッチオーブン料理に早く取りかかることができました。

それにしても暑い!炭火でフーフーし、ダッチオーブンの近くに夜だけで熱気が襲ってくるので相当に暑いです。ですが無事仕込みが終わって、後は出来上がるのを待つだけ。その間に焼き物の方も始まって・・・。

まあ、その後は飲んで食って、ですね。もちろん、運転者はアルコールは飲みませんが、ソフトドリンクでも人数が集まって屋外にいるだけでそれなりに盛り上がるものです。瞬く間に大量に平らげ、後はお片付けという段階になりました。

片付けも息子が大活躍。

終盤は息子は敷物の上で寝っ転がっていたのですが、お片付けの段階になると何も言わないのにいそいそと起きてきて、先ほどどと同じように椅子を畳み出しました。

先ほど手を挟んでいたので心配だったのですが、淡々と周りのオトナに教えながら畳んで行っています。これには私も驚愕。いつからこんなお利口さんになったんでしょう?私がダッチオーブンの油分だけ拭き取ってケースにしまい、振り返ったら全ての椅子が折りたたまれて棒状になって立っているんですから(笑)。仕事が早いな(笑)。

これを駐車場に止めた車まで持っていくのですが、ここでも息子が率先して運ぼうとします。本当に今日はどうしちゃったんだろう?というくらいでしたが、明らかに無理な量を持って行こうとするのでさすがに止めて(笑)、私が持ったりしました。

そしてクルマに到着して積みこむときも手伝ってくれるんですよね。息子にしてみると、こうした行為の一つ一つが「キャンプ」なんだと理解したのはこの頃です。嫌な顔一つせずに嬉々としてやってくれているんですね。

いやー、本当にキャンプって男の子を成長させます。

そして、荷室への積み込みもおかげであっという間に終わり、御一行は私の実家でくつろぐことになりました。

帰路も渋滞なし。大活躍の息子に感謝!

この時期、外が遅い時間まで明るいので騙されてしまいますが、気づいたらあっという間に7時近く。そして解散の流れになり高速道路で帰ってきましたが、またも幸い私の利用区間は全く渋滞していませんでした。

おかげで燃費もよく走れまして、今日の燃費は5.1L/100km(19.6km/L)。確かに高速道路メインだったとはいえ、そんなに長い距離を走ったわけではないのにこの燃費は望外の好燃費です。しかもエアコンを使用してこの燃費ですので相当いいと言えます。その原因の一つと思われるPrimacy3は、特に首都高速で快適性をの実に見せつけました。いわゆる都市間高速から首都高速に入って段差が多くなりますが柔らかくやり過ごし、またも後席が静かに・・・寝てます、息子も家内も(笑)。本当にPrimacy3に変えてから後席の二人がよく寝ますね。まあ、息子は大活躍でしたから、というのもあるでしょうけど。

帰ってきてから、起こした息子に言いました。

「今日は大活躍だったね。パパはびっくりしたよ。こんなにできる様になって本当にすごいし、みんなよりも早くお手伝いしてくれたおかげで本当に助かったよ。ありがとう。」

と言ったところ、

「うん、僕手を怪我したけど頑張ったんだ。またキャンプ行こうね。」

連れて行ってあげるさ!

という親バカで今回は失礼いたします。ありがとうございました。

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