一見何の関係もないBMWとiPhoneですが、今日所用でドコモショップに立ち寄り、最新のスマホをいじっていた時にふと気づきました。「なるほど、こういうところってBMWと日本車の関係に似ているな。」どう思ったかというと・・・キーワードは「スペックではない!」です。
Androidの最新スマホとiPhone7
冒頭にも書きましたが、本日所用でドコモショップに立ち寄りました。久しぶりです。
実はガジェット系も好きな私としては、当ブログでも最初の方で使用していたXperiaと決別してからというもの、最新のAndroidスマホ、とりわけXperiaが気になっていました。
早速ホットモックをいじってみて・・・驚きました。
その前にiPhone7をいじっていたせいかもしれませんが、動きがカクカクするんですよね。ですが、そんなはずはありません。メモリだって私のiPhone SEより多いですし、カメラだって高性能。それにハイレゾに対応していてワンセグも見れてカメラの画素数も多い。
いかに最新のiPhone7といえども、防水とおサイフケータイだけじゃやっぱり見劣りしますが、それでもiPhoneの方がやっぱり使いやすいんです。
とりわけ、画面遷移の時のカクツキは、最新のXperiaやGalaxy S7 edgeでもまだ残っていたのには驚きました。
やはり、何でもかんでも詰め込むのではなく、基本性能をしっかりと作りこんであるiPhone(SEですが)にしてよかったと思いました。
BMWと日本車
BMWって、日本車では当たり前の装備もなかったりします。日本車はさすがというか、至れり尽くせりで使いこなせないほどですよね。エンジンのパワーもスペック上は高いですし、燃費だっていいです。
特にカタログで装備の違いを比較していると、BMWのあまりの素っ気なさにちょっとガッカリします。オーナーの方で、そのようなご経験をしたことのある方、いらっしゃると思いますが・・・。
ですがここからがBMWのすごいところだと個人的には思います。スペック上アンダーパワーでも全くそう感じません。しかも、最近は確認できませんが、かつては同パワーのクルマとBMWを比べると、必ず最高速はBMWの方が上であったと記憶しており、クルマの出自をよく表していると感心したものです。
また、燃費もカタログ値との乖離が少ないですね。こんな記事がありますので御紹介します。
そう、いくらカタログ燃費が良くても実燃費が良くなければ意味がないですよね。JC08モードの燃費なって、日本車では逆立ちしたって出ませんが、BMWは普通に高速道路を走っていると簡単に超えてきます。
スペックで見劣りしても
段々私の言わんとしていることがお分かりになっていただけましたでしょうか?
BMWは全ての点で日本車にスペックで見劣りします。これは断言できますし、オーナー予備軍の方にとってはこの事実があるがために購入に二の足を踏んでしまう方も多いと思います。
ですが、日常の使用において、そうしたスペックの違いが気になることは全くありません。
今私が乗っている320dツーリングは、ディーゼルの売りであるトルクの点では正直マツダアテンザなどに見劣りがします。
ですが、「もっとトルクがあればなー」とか「もっとパワーが欲しい!」と考えたことはありません。
スペックだけではないと言ういい例が、最近の当ブログの記事でいうとi3ですよね。航続距離がリーフなんて200km超あるのに、i3はたったの120kmなんて使い物になるのか?と思いましたが、おそらくBMWが想定しているであろう使用パターンである、市街地走行においては十分どころか、余裕を持った距離であることがわかりました。
まとめ
一言で言うと、BMWとiPhoneの共通点って「スペックや装備で劣っていても、その商品に求められる本来の機能はとことん磨き抜かれている」ということですね。
Appleは、省略できることはできるだけ省略するという基本思想でものづくりをしていると聞いたことがあります。iPhoneでも一つのボタンに色々な機能を割り当てていますし、現在私がこうしてブログを書いているMacbookだってボタンはなく、トラックパッド一つにいろんな機能を割り当てています。
BMWのiDriveも同じ思想ですよね。いえ、もっと大きく考えても、クルマ全体としていらない部分はそぎ落とし、お金をかける部分にはしっかりお金をかけています。
あなたはこのBMWとiPhoneの共通点、どう思われますか?
あ、ついでに言うと、スペックが見劣りする割に高価格な点まで共通していますね(笑)。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。