BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

BMW 7シリーズのディーゼルがついに日本上陸!ようやく・・・ようやくですか。

前々から私が語っていた妄想がついに現実になりました!ついにBMWのフラッグシップたる7シリーズにディーゼルが導入です!ついでと言ってはなんですが、xDriveも!個人的にはこれは非常に画期的なことだと思っています。

7シリーズが長距離向けの低燃費車に!

ようやくです。本当に嬉しいです。

2017.8.30

BMW7シリーズ 740d/740Ld xDrive日本導入 ラインナップも一新

740d/740Ld xDrive日本発売

BMWは、7シリーズに、新世代クリーンディーゼルエンジンとxDrive(4輪駆動システム)を搭載した
・740d xDrive
・740Ld xDrive
を追加し発売した。

3.0ℓ直6ディーゼルターボ搭載

コモンレール・ダイレクトインジェクション
可変ジオメトリーターボチャージャー2基

最高出力:320ps/4400rpm
最大トルク:69.3kg-m/1750-2250rpm

セグメント唯一のディーゼル&4輪駆動を搭載するモデルとなり、高い走行性能を実現した。

7シリーズ「エクゼクティブ」「エクセレンス」

また、BMWは7シリーズのモデルラインナップも一新した。

従来はオプション限定であったプラスパッケージを標準装備したExecutive、それにくわえデザインピュアエクセレンス・パッケージを標準装備したExcellence、必要な装備を厳選したエントリーモデルの3つが新たに追加。

Executive(エクゼクティブ)

これまでオプション設定されていたプラスパッケージを標準装備。スポーツ・ステアリングホイール(ウッド・インレイ付き)、クライメイト・コンフォートガラス、電動ガラスサンルーフ、BMWヘッドアップディスプレイが標準装備となる。

Excellence(エクセレンス)

Executiveにさらに、デザインピュアエクセレンス・パッケージを標準装備。20インチWスポークホイール、デザインピュアエクセレンス・インテリア(アルカンタラルーフライニング含む)、デザインピュアエクセレンス・エクステリア(クロームインサート・フロント/リア含む)、チェスナット・ウッドトリム(象眼加工)が標準装備となる。

これにより従来からの設定とあわせ、幅広いニーズに応えるラインナップとなった。

740d/740Ld xDrive 価格は?

7シリーズの価格は、10,660,000円~24,710,000円。このうち新追加の2モデルは、下記の通り。納車は9月中旬以降を予定している。

740d xDrive:13,960,000円~14,680,000円
740Ld xDrive:15,350,000円~16,110,000円

(AUTOCAR JAPAN 編集部)

いかがですか?もう私はこのニュースをみた時に飛び上がらんばかりに喜びました。

いえ、もちろん自分で買うわけではありませんし、買えるわけもないのですが、これは結構大きな意味があると思っています。

BMWの本気

先にメルセデスがSクラスでディーゼルのHVを出しましたが、まだフラッグシップでディーゼルをラインアップしているメーカーは希少です。

ディーゼルにxDriveの組み合わせは、これからのBMWのスタンダードとなるだろうと、私は以前から何度か繰り返し申し上げて来ました。つまり、そうすることで、BMWが本気で環境問題を考えている企業だと言うメッセージを強く発信するとともに、走行性能も決して犠牲にせず、安全性に関してもおろそかにしていないと言うメッセージも同時に伝えていることになるわけです。

これも以前ご紹介しましたが、きっとBMWとしては丸目4灯ヘッドライトの件がトラウマになっているのではと思っております。つまり、空力全盛時にあいも変わらず丸目4灯であったことから「BMWは空力の改善に熱心ではない」と言う誤った認識が広く広まったことを指しています。

こう言う意味では、まずフラッグシップモデルに乗る人こそ環境対応を考えるべきである、と言うBMWからのメッセージだと思います。

そしてxDriveは、走行安定性のさらなる向上かつアクティブ・セーフティの強化と言うメッセージでしょう。言わずもがなですが、4輪駆動というのはあらゆる路面状況において2輪駆動に対してアドバンテージがあります。デメリットといえば、重量が嵩むことですが。こここそがBMWの新プラットフォーム「CLAR」、かつ7シリーズにのみ採用されている「カーボンコア」の真骨頂と言えるでしょう。つまり、ボディ自体の重量を抑えたことで、4輪駆動化による重量増を相殺できているということでしょう。

そこに、トルクが大きい=重量が多少増えても、ガソリンほどは燃費に影響しないディーゼルエンジン搭載ということで、鬼に金棒でしょう。

高級感という点でどうなのか?

自分でタイトルに持って来ておいていうのもなんですが、もしこのようにおっしゃる方がいるとすれば、それは難癖をつけているだけのことで、認識不足も甚だしい、と私は断言します。

このディーゼルエンジン、日本には初上陸ですが、基本的にはALPINA D3のベースとなっているエンジンと同じ流れを汲んでおり、もっと身近(?)なところではX5の35dにも使われているエンジンも同じ流れですね。

このエンジン、私はX5でもALPINA D3でも味わっていますが、高級感を削ぐようなことは微塵もありません。むしろ、6気筒らしい、重々しくも吹け上がりのいいあの感触が濃厚に残っているエンジンです。

7シリーズに乗られるような方は、やはりかなりの高レベルで「音と振動」を気にされると思いますが、きっとそんな心配は杞憂に終わるであることは間違いありません。

それどころか、きっと低回転域や常用域でのダッシュの強さに驚くと思いますよ。

これはかなり試乗したいですね。ほぼほぼ想像はつきますが、実際にこのディーゼルエンジンを味わってみたいです。あ、できれば天気の悪い、土砂降りの日とかに試乗したいですね。xDriveの威力がわかるように(笑)。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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