BMWに乗って家族みんなでドライブ行こう!

BMWグランクーペの嵐。日本ではかつて酷評されましたが・・・。

ジュネーブショー前の謎のティーザースケッチといい、BMWはグランクーペを強化していく路線を走っているように見えます。今度はようやくと言った感のある、2シリーズのグランクーペがキャッチされたようですよ。

パーソナル色の強い4ドア

まあ、そもそもクーペといいうのはパーソナル色が強いクルマです。ですから2ドアでボディ剛性を確保して静粛性や乗り心地と運動性能の両立を可能にしてきたわけですが、一番重要なのはスタイリッシュであることだと思っています。

そんなクーペに対するグランクーペはというと、この「スタイリッシュ」な部分を色濃く受けついでいますよね。あ、もちろん運動性能はBMWなので全く問題なし、そして居住性に関してが一番意外なのですが、セダンと遜色ないスペースを確保しているという完成度の」たかsを誇ります。これは4GCでも6GCでも同じでして、商業的には双方ともに成功を納めたモデルと言えます。

そんな中、今度はベビー・グランクーペとでもいうべき2シリーズグランクーペの開発がキャッチされました。

2018.3.2

公開は10月 !? BMW 2シリーズに新登場「グランクーペ」プロトタイプをキャッチ

 

BMW「2シリーズ」に新たに設定される4ドア「グランクーペ」生産型プロトタイプをカメラが捉えました。

この最新開発車両ではフロントバンパーの大型エアダクト形状が見えてきたほか、ヘッドライトのアウトラインやコンパクトなテールライトも徐々に露出しています。

プラットフォームには『2シリーズ アクティブツアラー』や『X1』から流用される「UKL」プラットフォームを採用。全長は4.5m程度が予想されており、ファストバックに近いボディデザインは、メルセデス『CLA』次期型と同様のスタイルとなります。

パワートレインは、1.5リットル直列3気筒エンジン、2リットル直列4気筒エンジンのほか、48Vマイルドハイブリッドモデルの登場も噂されています。現段階では、最強「M」モデルは登場しないと見られており、頂点には「M Performance」のラインアップが予想されます。

「2シリーズ グランクーペ」は、昨年の情報で2020年以降の登場が噂されていましたが、車内でリスケジュールが行われた模様で、2018年後半に発表される可能性が高まっている状況です。同ブランドには、最小4ドアセダン『1シリーズ セダン』がありますが、中国市場限定モデルのため日本や欧米では、これが最小セダンとなります。

(APOLLO)

(clicccar APOLLO)

これは楽しみになってきました!

ただしFFのプラットフォーム「UKL」です。

2シリーズグランクーペと聞くと、当然のことながら現行2シリーズクーペのFRをベースにしたものかと思いますよね。私もそうでした。

ですが、記事をよく読んでみますと、どうもツアラー系をベースにしているようです。つまりはFFですね。まあ、がっかりするほどではありませんが、2シリーズクーペをベースにしていれば、この先「M2グランクーペ」みたいなものの展開も期待できたので、そういう点ではちょっと残念ではあります。

これは明らかに居住性の確保を狙ったものでしょう。2シリーズクーペだって後席の居住性が高いので、そのままホイールベースをストレッチすればあっという間にコンパクトグランクーペの出来上がり・・・となりそうですが、BMWはそうは考えなかったんですね。

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グランクーペは、どうしてもスタイリングの関係から天井がセダンより低く設定されがちです。メルセデスのCLSなどは、よくこれで大柄なドイツ人が我慢して乗っているなーと感心するほど頭上スペースが限られています。まるでかつて父が乗っていたマークⅡのようです。そう、あの「ハイソカー」ブームのマークⅡです。

これですね。懐かしい!ですがこのクルマ、6気筒エンジンには感動しましたが、運転席でシートを一番下まで下げても頭が天井についてしまうという、とんでもなく窮屈なクルマでした。何度か申し上げていますが、私の身長は公称175cmです。特に大きい方ではないと思うのですが・・・。

当然ながら自動車評論家には悪評でした。居住性では褒めるところなどないという論評もあったやに記憶しておりますが、これがメルセデスがやってもそうは言われないんですよね。あ、ちょっと脱線しましたね。

BMWはあくまで真面目なメーカーですので、グランクーペでも居住性に手を抜いていません。4GCで私が適切なドライビングポジションを取っても、3シリーズオーナーの私は全く違和感を感じませんね。天井に有り余る余裕・・・とはいいませんが、3シリーズよりもちょっと低いかな?くらいで私は全く圧迫感を感じません。後席はヒップポイントが落とし込まれていますがそれでも膝裏が浮くようなほどではなく、あくまで「3シリーズのひな壇的構成ではない」という程度に収まっています。ただ、後席は天井高が明らかに3シリーズより低いとは感じますが。

BMWのグランクーペって、見かけによらず居住性がいいんですよ。

そして今回の2シリーズGC。これは明らかにメルセデスCLAを意識していると思われます。CLAはその価格の低さとスタイリングの良さと合間って非常によく売れているようで、東京では本当によく見かけます。恐らく、世界中でいっとしているのでしょう。

それを意識してFFというと言い過ぎかも知れませんが、後発であるがゆえに居住性で負けるわけにはいかにというのがBMWの本音でしょう。正直、広くはないと思います。広くはないですが、きっとメルセデスよりもすこ日だけ広めの居住スペースを提げて、2GCは登場してくるに違いありません。

お求めやすい価格で出てきてくれたら嬉しい。

もう、これは絶対ですよね(笑)。2シリーズですから当然ということもあるでしょうが、GCはベースたるセダンやクーペよりもちょっとお高めです。それを考えると、日本でのお値段は、エンジンにもよりますが、エントリーモデルでは350万円をきる値段で出てきてほしいですね。もちろん、先進の高度運転支援機能(ADAS)はフル装備で。

こうすれば、現在、BMW全体のエントリーモデルの役目を果たしていると言える2シリーズのツアラー系のイメージを覆して、「BMWはやはりクールなメーカー」であるという評価を描く子たるものにできるのではないでしょうか?

あ、もしかしてBMWが狙っているのはこれかも知れませんね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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