前回記事で予告した通り、バックアップライトもLED化しました。今回はなぜわざわざ変えようと思ったのか、理由をお話するとともに、交換した結果をご報告します。
バックアップライトをLEDにしようと思ったきっかけ
それはある日家族でBMWに乗ってお出かけし、夜になってから自宅近くに帰ってきた時のことでした。我が家の周辺は住宅街なために比較的暗めで、道も狭い上にカーブが多く見通しがきかない道が多いです。
実はこういうカーブで見通しの悪い道って、夜の方が却って対向車がくるのはわかりやすいですよね。この時も、カーブの向こう側に白い光が見えたので、対向車がきたと思って停止しようとしました。
ですが現れたのはメルセデスSクラスの巨大なお尻。私がヘッドライトだと思った白色光はバックアップライトだったんです。まあ、なんでこんなところでバックしているんだろうと場所でしたが、それにしてもこのバックアップライトの明るさがなかったら気づくのがもっと遅れたに違いありません。
そこでハッと気づいたんですよね。このSクラス、そういえば私の家の周りではあまり見かけたことがありませんので、道に迷っていたのかもしれません。現に私が後ろの方で停止すると、気づいたのかそのまま前に走り出しましたから。でも、もしかしたら横道を使ってUターンしたかったのかも・・・。
こういうことって、誰にでもありますよね。そして、この明るいバックアップライトがあれば、住宅街の暗い道でもUターンしようかという気にもなりますし、しかも後続車にも早くに気づいてもらえるな、と思ったんです。
ただ明るいだけでは変えようとは思っていませんでした。
実は我が家の駐車場も、青空駐車ですが夜は暗いです。日中に玄関の電気をつけずに出かけて夜帰ってくると、真っ暗で正直何も見えません。ですが特に不便だと思っていませんでした。だって、リアフォグを点灯すればかなり明るくなりますから。
[kanren postid=”1601″]落ち着いて駐車場に入れるときはいいですが、例えばこのSクラスのような状況でとっさにバックしようと思っても、悠長にいちいちリアフォグをつけようというところまでは気が回りませんよね。
ですので、気づいたんです。
「バックアップライトは明るいことが正義!」
これはヘッドライトなど他のエクステリアライト全てに言えることではありません。ヘッドライトやフォグライトは、対向車のことを考えると明るさが絶対的に正義ではないですし、ウィンカーやブレーキライトだって、停止中の後続車のことを考えると必ずしも明るさが正義ではありません。
バックアップライトは、唯一単純に明るさ=正義と言い切れるのではないかと。かといって、ヘッドライト並みのバックアップライトが必要とは思いませんが。
というわけで、いつかはバックアップライトも変えようと思っていたんです。・・・実は結構前から構想だけは練っていて進まないでいました。前回記事のウィンカーのLEDバルブを変更した時に言った通り、ものぐさですので・・・。
[kanren postid=”3379″]今回、ウィンカーバルブを変更するのは好機ですので、ついでにバックアップライトにも挑んだ、というわけです。
そして商品到着。早速取り付け!
320dツーリングでバックアップライトを変えるのは初めてですので、また取説で予習です。読む限りでは簡単そう。ということでまずは右側を交換。
すぐに電球が見えてきて交換し、後は戻すだけ、となったのですが・・・これが中々戻しにくいんです。取説に書いてあるときは気にも留めなかったのですが、ボディ側から出ているピンをパーツの穴に通すのが至難の技でした。しかも2本。
これははまっている状態なんですけど、お分かりになりますでしょうか?ポチッとまん丸い穴が空いていて、この写真では真正面になってしまっているのですがここにプラスチックの細い棒が通っているんです。
これは外したところです。わかります?このほっそい棒というかピンというか。これが邪魔なんです。もう1本の方はバルブと穴の位置を合わせればすんなり通るのですが、まさに今回変えたバルブの近くの方にある穴に通りません。
悪戦苦闘すること10分ほど、ようやくコツをつかみました。要するに、バックアップライトのバルブの方のピンが入りにくいのでそれを先に入れて、その後でリアフォグのバルブを穴に合わせないと入らないんですね。そもそもこのユニット自体がちょっと埋もれているので、まっすぐ入れようとしても絶対に入りません。
このコツを掴んだら、左側はものの2分で終了しました。
今回はちゃんとやりました。変更前と後の比較写真です。
一目瞭然ですよね。右が変更後、左が変更前。ちなみに写真撮影は家内にお願いしました。家内をひかないようにしっかりとブレーキを踏んでいるのでちょっと眩しくて申し訳ありません(笑)。
写真ではこの程度の違いしかないですけど、実際はものすごーく明るくなりました。って、写真でもだいぶ違って見えますけど、正確には表せていないくらいです。
バックカメラが作動した時も、真っ暗な我が家の駐車場でもはっきりと見えます。これは楽になりますね。大満足です。
そしてまた、フラッシングもなく、警告灯もなりませんでした。というわけでまたコーディング不要です。
これはクセになるかも。
これも前回のウィンカー交換の記事にご紹介していた、GTXの商品です。
このシリーズは中々いいですね。フロントウィンカーも変えたいのですが、S25の150°ピン角違いがないのが惜しまれます。まあ、フロントはクリアガラスですのでPIAAでも十分明るいとは思いますが。
ちなみに、F30系においては、リアのライティングは、リアフォグ以外は全てS25の180°シングルが適合します。リアフォグだけ違うんですよね。性質的に、他のライトよりも強力な光を出さなければいけないからでしょう。つくづく、リアフォグを街中で点灯することがどれだけ罪なことか、このことを以ってしてもよくわかります。
[kanren postid=”1601″]前回記事と今回の記事を見て、そんなに簡単なら試してみようかな、という方に重要なご注意です。
ウィンカーとバックアップライト、一つずつやったほうが無難です。
何を言っているのかわかりませんよね?もっというと、ご面倒でもまずはウィンカーバルブを注文して、届いて交換終了。その後にバックアップライトを注文して、届いて、交換終了。次は・・・とやったほうがいいです。
というのは、今日届いたバルブの箱をご覧いただければわかるでしょう。
昨日のはこれ。
違いが全くありません。側面にも何も書いてありませんし。
でもバックアップライトはホワイト、ウィンカーバルブはアンバー。バルブを見ても全く違いはわかりません。
これは・・・間違えて取り付けると、バックの時に妖しげなアンバーの光で後方を照らすということになりかねません(笑)。
ですので、ご面倒でも一つづつ試されたほうがよろしいかと思います。
このようにウィンカーもバックアップライトも満足する結果ですと、ブレーキライトも変えたくなってきますね。どうしようか、ちょっと考え中です。
では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。