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オートライトが2020年4月から販売される新車を対象に義務化。

オートライトの標準装備化が2020年4月以降販売される新車に関して義務化されるそうです。暗くなってからはライトの消灯自体もできなくするということで、結構思い切った変更ですよね。

義務化されるオートライトの概要

これは以下のニュース記事が詳しいので、ご覧ください。

車のライト、夜間の自動点灯を義務化へ 20年4月から

朝日新聞デジタル 9月22日(木)19時25分配信

自動車の夜間自動点灯の義務化の例

 国土交通省は、暗くなると車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト」の搭載を、2020年4月以降に売り出される新型車からメーカーに義務づけることを決めた。日没前後の「薄暮」の時間帯に多発する高齢の歩行者らの事故を減らす狙い。10月に、道路運送車両法に基づく車の保安基準を改正する方針だ。

オートライトは、車に搭載されたセンサーが明るさを感知し、自動で点灯、消灯をするもの。日本自動車連盟(JAF)の調査によると、国内ではすでに約3割(14年8月時点)の車にオートライトが搭載されている。ただこれらはドライバーが手動で点灯・消灯を選択もできる。新基準では、昼間や停車中は手動で点灯・消灯できるが、夜間走行中は強制的に自動点灯され、自分で消すことはできなくなる。これにより、暗くて視界が悪くなっているのに、ドライバーが「まだよく見える」と思い込み、点灯が遅れて事故につながるのを防ぐ狙いがある。

国交省は、晴天の日の日没15分ほど前の明るさにあたる1千ルクス未満になると、2秒以内に点灯するように義務づける方針。国際的にも安全運転に十分な明るさとされる7千ルクスを超えたら、5分以内に消灯する。1千~7千ルクスで点灯するかどうかはメーカー各社の判断に任せるという。詳細は10月に改正する車の保安基準で規定する方針だ。

20年4月より前に発売された車には適用されない。

朝日新聞社

なるほど、高齢化社会に合わせた対応というわけですね。

消灯できないライトといえば・・・

メルセデスは既にそのようになっていますね。ドイツ車の常でライトのスイッチはダイアル式ですが、消灯位置自体がありません。

これは当初は相当衝撃を持って梅止められましたね。まあ、魅力を大きく削ぐような内容ではなかったので一時的な騒ぎで済みましたが、そもそもそんなに驚くようなことではないですよね。

バイクって、昼間も点灯義務があるので同じようにライトオフのスイッチってないですから。

そしてBMWですが、ライトの消灯位置は例のダイアル式スイッチにあります。ただ、全車種にオートライトがついているわけではないですよね。3シリーズにはついていますが・・・。

私は常にオートライトの位置にしていて、触ることは全くありません。たまーに、点検などに出したときに消灯位置になっていたりするのでその都度オートに戻すくらいですね。

しかも、オートの位置にしておくと、ドアをアンロックした時にスモールライトが点灯するように設定しています。これは夜は結構重宝するんですよね。これを使って広大な駐車場で自分の車の位置も探せますし。

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このニュースからドライバーとして意識すべきこと。

当たり前ですが、現在既に購入しているクルマに対しても義務化されることはないので、クルマの買い替え需要を喚起するようなものにはならないでしょう。

そもそも、このようなオートライトやオートワイパーといった、自動化デバイスは日本車の方がかなり先行していて、もう私が学生で免許を取った時には既に装備されていたので、大多数のドライバーには特段の驚きはないでしょう。

それよりも気をつけなければいけないのは、このニュースから「日没時の高齢者の事故が多い」という事実に気づいて、ドライバーの一人一人がそれを念頭に置いて注意することだと思います。

これからの高齢化社会、人に優しい運転を心がけたいものですね。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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