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LCI後の4シリーズグランクーペをじっくり観察!〜リコール対策の待ち時間に・・・

前回記事でご報告した320dの燃料供給ホースのリコール、早速対策に行って参りました!待ち時間にLCI後の4シリーズグランクーペをじっくり観察した上に530eに試乗させて頂き、大変充実した1日でした。

DRL点灯しているBMW、増えましたね。

今日の東京都内ははっきりしない天気でした。昨日もちょっと気ままに下町の方を当てもなくドライブしましたが、この週末は全般的に道が空いていて快適でした。

さて、勇躍リコール対策に向かった我が家ですが、家を出る時は曇って蒸し蒸ししていましたので、久しぶりのエアコン全開ドライブです。

まあ、日が照っていなければ寒いくらいに効きますね。慌てて設定温度を24℃まで上げたくらいです。もちろん、この季節に備えて、ECO PRO設定は、エアコンだけオフにしています。

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それにしても、道行くクルマを見ていると、本当にデイライトが点いているクルマが増えましたね。特にBMWには目が行きますが、今や半数近くがデイライトを点灯しているのでは?と思うくらいです。急に増えたわけではないと思いますが、やはり自分もようやく有効化できたとなると、気になってしまうものです。

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Toto BMWでは第一号!

さて、Toto BMWさんに到着すると、いつも通りにこやかにお迎え頂きました。これだけで「ああ、ここで購入してよかった!」って心底思いますね。来訪目的を告げても、「承っております。こちらへどうぞ!」とテキパキとご案内してくださって、本当に高レベルの接客です。こういうのが自然にできるってすごいことです。

さて、リコール対策ですが、なんと私がToto BMWさんでの第一号!というわけで、「ちょっと長めのお時間頂くかも知れません・・・」と申し訳なさそうに言われました。

もう、全然構いません(笑)。BMWディーラーで私が退屈するわけもないですから。しかも、いつもお世話になっておりますので、私のクルマが練習台になるならいくらでもご活用頂いて結構です。

LCIなった4シリーズグランクーペ観察

まずは展示車を見ますが私の目を引いたのは、420iGCのM Sport。LCI後のモデルです。

なんと全体写真を撮り忘れてしまいましたが、ミネラルグレーのボディカラーに、ヴェネトベージュ?の本革内装という非常にオシャレな1台です。

このようにリアハッチを開いて見ましたが、これは実用性高いですねー。荷室へのアクセスのしやすさは抜群ですし、荷室も広いです。セダンのような床面の凸凹がなく、かつ成型されているので非常に使い勝手が良さそうです。これなら父娘キャンプくらいなら全ての荷物が収まりますね。

いかがですか、この雰囲気。4GCのスタイリッシュさを際立てる内装ですね。

そして、実用的なのは後席も、です。

運転席は、ざっとですが私のドライビング・ポジションに合わせています。見た目でも足元のスペースはたっぷりありますよね。

この状態で後席に乗り込むと、まず、乗り込む時にそこまでかがまなくても頭をぶつけることなくアクセスできます。これは大きなポイントです。メルセデスのCLSですと、相当頭を横に倒しても引っかかってしまいますから。

そして、座った状態で、膝前に拳が縦に一つ半くらい入るレッグスペースがあります。頭は髪の毛がちょっと天井に触れますが圧迫感はなく、あのサイズでよくもまあここまでの実用性とスタイルを両立したものです。

そして、セールス氏に教えて頂いたのですが、ライトの下回りが黒く縁取られています。シャドーラインといえばいいでしょうか。まるで「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウを思わせます。

相変わらず写真が下手ですみません。わかりますかね?

このクルマは濃色車なので気付きにくいですが、アルピン・ホワイトとかですと、もっとくっきりと縁取りが見えるそうです。

セールスさん曰く、今ドイツでもこのようなシャドーライン入りのBMWが設定されていて、日本でも導入予定だそうです。オプションになるか標準装備になるか、まだわからないそうですが。

その他にも様々な所がアップデート

マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル

これは確かLCI前から装備されていたものですが、改めて見ると・・・やっぱりいいですね。ただ、あくまで展示車ですので、表示は切り替えられませんでした。そのまま写真に撮っても多分今までの通常のメーターパネルとの違いがわからないはずです。

だって、ものすごく高精細で、いかにも「そこに針と盤面がある?」と錯覚させるほどリアルなんですから。

スポーツモードではこれに似た表示になるはずです。

これは試乗した530eのものですが、ほぼこうなると思っています。オーナー様、合ってますか?

シフトパドル

ちょっと上の写真ではわかり難いかもしれませんが、シフトパドルがアルミ削り出し?になっています。多分。というか、くろっpく見えていますがそれは私の写真の腕が悪いのであって、実際には全面銀色です。触って見た感じからも金属的な触感でしたので、全面アルミだと思います。

ただ、シフトパドル裏の指先が当たるところにはパッド?が貼ってあるようで、冷たい感触ではなく、柔らかめの触感となっています。これも何が貼ってあったのか、場所が場所だけに覗き込めずに確認できませんでした。

何れにしても、非常にスポーツマインドを刺激する演出がなされています。

インパネは当然グロッシー

運転席からの眺めは基本的に3シリーズと変わりません。つまり、インパネ中央部、エアコンの周りのパネルは当然グロッシーなものになっています。

318iを代車でお借りした時も思いましたが、これ、やっぱりいいですね。前期型にも付けられ、交換するのが流行っているようですが、雰囲気を変えるのにはいいかもしれません。

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商品力高し。ALPINAも欲しい!

リアテールライトもフルLED化され、フロントライトも新世代BMWの新しい顔、ヘキサゴン型のエンジェルリングを備えた4シリーズGC。

かつて、日本でも「4ドアハードトップ」という分野が大流行りし、マークⅡ三兄弟が市場を席巻しました(クレスタだけはセダンでしたが)。当然ながら、あの頃とは雲泥の差で完成度が高いですし、スタイリッシュなだけでなく実用性もさりげなく兼ね備えているなんて、正に鬼に金棒でしょう。

大き過ぎないサイズも含めて、デビューから3年を経た今でも「最強の実用的伊達グルマ」の地位を保っていると、今回観察して確信しました。

そこで予々疑問に思っていたのが、なぜか4GCベースのMもALPINAもないこと。ピュアスポーツを標榜するMがないのは、なんとなくわかるような気がします。やはり、クーペやセダンに比べてボディ剛性の確保に不利だからというのが理由でしょう。

ですが、ハイパワー・ラグジュアリー路線のALPINAが4GCを出したらそれこそ大人気なのではないかと思うのですが・・・。こちらもやはり、走りには相当厳しいポリシーを持っていますので、というか、トータルで乗り心地と走りのバランスを非常に重視するのがALPINAですから、彼らが要求する基準を満たさないから、というのが理由でしょう。

ですが、AMGはCLAやCLS、さらにはボディ剛性上はもっと不利に思えるピラーレスのクーペでも設定があります。

なんでもかんでもメルセデスに対抗しろと言うわけではないですが、ここはALPINAのボーフェンジーペンさんに頑張って貰いたい所ですね。

それにしても、4GC、相変わらずかなり魅力的です。もしかして、当ブログでは告白したことはないかもしれませんが、私は4GC、かなり好きなんです。今まで中々じっくり見る機会がなかったんですよね。試乗車も設定されていたことがないですし。今回展示車であったのは偶然にすぎませんが、本当にいい機会でした。

さて、ちょっと長くなり過ぎましたので、530e試乗のご報告は次回に譲りたいと思います。以前の高速試乗とは打って変っていい印象でした。この辺は、高速試乗の時は、その前に乗っていたM4の印象が強かったからかもしれませんが。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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