40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

320dツーリングの燃費がよすぎて、給油がいつも「久しぶり」。給油にまつわる注意点。

今日は東京は天気が良くて、久しぶりにどこかにお出かけでもしたかったのですが、子供の習っているインドアスポーツの試合があったので断念です。そこでおとなしく給油だけしておこうと思ってGSに行ったのですが、なんだか久しぶりの給油でした。今日は、軽油の給油についてのあれこれを話題にしようと思います。

軽油の給油の注意点

以前も当ブログで時々話題にはしていたのですが改めて声を大にしてご注意すべき3点を申し上げておきますね。

絶対にガス欠を起こさせないこと!

320dを購入すると、フルタンクでどこまで走れるか試してみたくなるものですが、オンボードコンピュータ上の数値だけで満足しておいた方が無難です。

ディーゼルエンジンは、一度ガス欠を起こすとガソリンエンジンのように給油さえすればまたすぐ動けるというわけではありません。というか、それだけではエンジンすらかかりません。

「空気抜き」という作業をしなければいけなくなるんです。

これはハンドポンプをえっちらおっちら押してパイプラインに燃料を供給してガス欠の際に入り込んだ空気を抜いて軽油で再び満たしてあげることでやっとエンジンがかかります。

そしてこのハンドポンプ、ご想像するような「シュコシュコ」というようなものではないんです。実は私、見たことがあるのですが、大の男が「ふん!ふん!」とものすごく力を入れてなんどもやるようなものでした。もっとも、これはすごく古い話でして、すごく昔、友人とスキーに行った時に、その当時ですら既にかなり旧式だった、友人のいすずジェミニ(懐かしい!)の軽油が凍ってしまってJAFの救援を呼んだ時のことですので、今は違うかもしれませんが・・・。

BMWの燃料計はかなり正確ですので、警告がなる前に給油しておくことをオススメします。

また、ご参考までに、当ブログを読んでいらっしゃるようなクルマ好きの方には釈迦に説法かもしれませんが、高速道路でのガス欠は道交法違反となりますのでご注意ください。

誤給油だけは絶対にダメ!

ガソリンに軽油を給油しても、軽油を抜いてガソリンを入れ直すだけで大丈夫ですが、この逆をやってしまうと致命傷です。

ディーゼルにガソリンを給油したら、絶対にエンジンをかけてはいけません。その場でレッカーを呼んで即入院し、タンクの取り外し・タンク内洗浄等を行って戻ってきてから出ないと乗れません。詳しい金額はわかりませんが、修理代100万円コースとなりますのでくれぐれもご注意ください。

間違えるわけないですよね。そうです。オーナーさんは間違えないんですが、GSのお兄さんは間違えるんですよ。私もGSに入って「軽油満タンお願いします!」と言っているのに、かなりしつこく「ハイオクですよね?ハイオクですよ?このクルマ」と、「このおっさんわかってないな」的に言われたことがあります。

というわけで、セルフ以外のGSではノズルをつっこむまで目を離さない方がいいですよ。

ノズルに前に給油した人の名残が残っていることが多いですから気をつけて!

軽油って、ガソリンに比べてサラサラでもないですし、揮発もしないので、前に給油した方の残滓がかなり残っていることがあります。

私もそうでしたが、ガソリンエンジンに乗っている限り、給油する時にノズルを上に向けて給油口に近づける方ってあまりいないと思うんですが・・・軽油を給油するときは残っている前提で、ノズルを上に向けたまま給油口に差し込んだ方がいいです。でないと、最初のうちの私のように、美しい塗装がされたボディに盛大に軽油をぶっかけることになります(泣)。

まあ、慣れの問題です。そのうち、「おっ!前の人の残りがたっぷり。ラッキー♪」くらいに思うようになりますよ。

そしてもちろん、ご自身が給油した後はノズルの中に残さないようにご注意ください。そーっと引き抜いて、最後に抜く瞬間一旦止めるくらいしないと、ノズルの中の残りは抜けません。

GSのよって違う給油ノズルの太さ

軽油の給油ノズルって、太さが2通りあるんですよね。通常のガソリンと同じ太さのと、それよりも太いものです。

これは、消防法の関係で1回に一定時間を超えて給油してはいけないのですが、その一定時間内に給油できる量の最大値も決まっていて、軽油は200L、ガソリンは100Lであることと無関係ではないと思います。

そして、この太いノズルの方が今のところ多数派なんですよね。

これがBMWの給油口にぴったり過ぎなんです。いえ、ネット上の言い回し的にいい意味で言っているのではなく、ぴったり過ぎて奥まで入りません。もちろん給油はできるのですが・・・。

そして、ノズルが太いだけあってさすがに給油スピードは早いのですが、今度は給油の勢いが良すぎて、すぐにセーフティが働いて止まってしまうんです。これは、私が夏に旅行した時のように、高速道路を長距離走るので目一杯給油したい時には不便なんですよね。

BMWのディーゼルといえども燃費も思うように伸びず、帰路は大変でした・・・。

今日給油したところでは珍しく細いノズルでした。しかも軒並み90円/Lを超えてきているGSが多い中、84円/L(コスモ・ザ・カードの割引を入れて、ですが)という安さで、できるだけ多く入れたかった私には好都合でした。もちろん、当ブログの一番最初の記事でご紹介している、gogoGSで調べて行った結果です。

BMW 320dツーリング購入記

燃料計のメモリは、最後の1/4を若干切ったくらいのところでしたので、45Lくらいで満タンかな?と思っていたのですが・・・なんと49L強も入ってしまいました。まあ、最後かなり粘りましたが、それにしてもフルタンク57Lですので、予想外の給油量でした。

それでも4,100円強。やっぱり軽油は安いですねー。

さて、ここからどのくらい走れるか。燃費が伸びる季節です。

当ブログで以前ご報告した通り、プログラムのアップデートをしたので、今までの平均燃費はぜーんぶ消えてしまいました。燃料も中途半端に半分強のところでリセットされたので、前回給油からの走行距離による満タン法も計測できません。

また改めて計測し直しなのですが、これからの季節、エアコンが必要なくなるので伸びそうですよね。ただ、ここのところずっと予定があって中々遠出できないでいたので、燃費的にも、私の精神的な安楽のためにもキツイです(笑)。というか、こういう生活パターンですと、下手をするとGSに行くのが1ヶ月に1回以下となってくるんですよね。実際、私も前に給油したのはいつだったか・・・忘れてしまいました。

来週は3連休。初日にToto BMWさんのイベントが本庄サーキットであるので、多少は気持ちよく走っていけるでしょうか。もちろん、サーキットでは気持ちよく走れることは間違いないので、今から楽しみです。これで抽選で落ちていたらどうしましょう?!立ち直れませんね(笑)。

BMWに試乗してサーキット体験!Toto BMWのイベント案内が来ました。

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。