キセノンの白い光、ハロゲンの黄色い光

私の愛車、2015MY F31 320dツーリングのライトはバイキセノンライトが標準となっています。最近ではすでにヘッドライトの主力はLEDに移行してきていますが、結局のところどのライトが一番明るいのでしょうか?

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ハロゲンもまだまだ多いですよね。

今日、仕事が終わってから家内の実家に遊びに行っている家内と息子をクルマで迎えに行った時のことです。右折待ちで対向車線を眺めていて、はっと気づきました。

意外とハロゲンの黄色いライトの数が多いなぁ。というか半分以上そうだなぁ。

そうなんです。BMWの新車は3シリーズをはじめとしてLEDライトへ移行していっており、バイキセノンライトはすでに過去のものとなりつつあるので、勝手に世の中の主流がLEDになりつつあると思っていたんですが、違うんですね。

マニアックに観察すると。

私が以前乗っていた2012MYのF30 320iのライトと比べると、2015MYの320dツーリングを比べると、320dの方が色温度が低いです。

色温度というとライトのバルブでよく見ますよね。単位は「K(ケルビン)」で表されますが、この数値が大きいほど色温度が「高い」、数値が低ければ色温度が「低い」と言います。

で、色温度って何?とお思いになる方、結構いらっしゃると思います。なんだか色温度が高い、5000Kの白色光!と言われると明るそうに感じますが、実は明るさとは全く関係ありません。クルマのヘッドライトの世界に話を絞って大雑把に言うと、色温度が高ければ高いほどライトの光の色が青白くなり、色温度が低いほど黄色がかってくる、と言っていいと思います。

で、最近は結構青白い色が人気ですね。最近は、というか、世の中にキセノンライトといいうものが現れてこのかたずっと、青白い光、つまり色温度が高いのが人気です。これは、当初キセノンライトを装着していたのがメルセデスやBMWといったプレミアムブランドのクルマだったことと無縁ではないでしょう、というか、大有りです。あの手の商品の中には堂々と「ベンツ・BMWのような白色光!」なんて書いてあるものまでありましたから。

見やすさの違い

私は当ブログでも時々話題にしている通り目が悪く、さらに最近は老眼まで入っていたらしいので、夜間の見え方はすごく気になります。

ちなみに、代車で2シリーズアクティブツアラーをお借りしてLEDライトも体験済みですので、そちらも交えて比較した感想を述べてみたいと思います。

まず、色温度が高い、すなわち青白い光のキセノンライトです。これは、見た目格好がよく、さらに白色光ですので一見見やすそうなのですが、コントラストがはっきりしません。コントラストって、ご存知ですか?あなたが今ご覧になっているのがPCだとしたら、モニタに必ずッコントラストの調整があるはずです。それをあげたり下げたりしてください。

コントラストが下がると色が薄く、すりガラスを通して見たようなぼやけた感じになり、コントラストが上がるとガラスの透明感が上がったかのように文字などがくっきり見えるのがわかると思います。

そう、色温度が高いとこのコントラストが弱まるのでちょっとはっきり見えないんですよね。ですが視界的にはぱあっと明るく感じます。

ここで現在の愛車320dツーリングのライトですが、明らかに2012MYモデルの320iよりも色温度が低いです。初めてライトを点灯した時に「黄色っ!」と思うくらい違います。

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ですが、やはりコントラストが上がるので夜間に対象物が見やすいんですね。真っ暗な高速道路などでも光量に不足は感じないので、若干青白い光よりも光量をあげていると思います。実際、自宅に帰りついた時の照射範囲というか、照らしている部分の明るさが2012MYよりも明るく感じました。案内標識を照らした時も、文字が読みやすいです。輪郭が際立って見えるんですよね。

ここでLEDのライトですが・・・強烈に明るいです。LEDの光は直進して、キセノンやハロゲンのように拡散しないので予め拡散するような方向に発光体を仕込んでいるのでしょう、拡散するライトと比べても違和感を感じません。ですがやはり不自然です。そう、照らしていないところは真っ暗闇なんですよね。キセノンやハロゲンですと、ライトの照射範囲外でも少しはぼーっと明るいのですが、LEDライトは照射範囲と非照射範囲の差がデジタル的にはっきりとしています。例えばハイビームで走っていて案内標識の一部を照らしてみると、照らしている箇所は明るくてじも読めますが、照らされていないところは暗くて見えません。

あんまり青白くするとモノクロの世界へ。

そうなんです。どんどん色温度を上げていくと、最後には白黒テレビの世界になってきてしまいます。

かなり主観的な評価ではありますが、

キセノンの青白い光:ハイビジョン
キセノンの黄色い光:ハイビジョンのコントラスト強め
LEDの白色光:4K(ただしコントラストかなり弱め)

といった感じでしょうか?

個人的な好みは「キセノンの黄色い光」ですね。黄色といっても昔のフランス車のヘッドライトのような黄色ではありませんよ?あくまでも比較するとわかるという程度で、単独で見ると十分白色光です。

やはりドがつく近眼の私にはコントラストが強めの方が見えやすいんですよね。実はこの点も320dツーリングのお気に入りポイントなんですよ。明るくて、コントラスト強めで見やすい、という、私の目との相性の良さが嬉しいです。

青白い光はおしゃれで近未来的だけど。

もちろん明るければ全く文句はありません。むしろ外観は青白い方がかっこいいと思います。

そしておそらく、現行の後期型の3シリーズに夜間乗ってLEDライトを体験すると、それはそれで感動すると思います。ですが、愛車の320dツーリングのライトに関して不満がないので夜間の運転もストレスを感じないんですよね。繰り返しになりますが、目が悪いのでコンタクトで矯正してもやはり夜間は見にくいのですが、今の愛車ですとその感覚がなくて見えやすいんです。本当にたまたまですが、よほど私に合っているものと見えます。

あ、じゃあハロゲンにすればいいだろう、って今思いましたね?ハロゲンですと光量が圧倒的に不足して暗くて見えないんですよ。

ですがハロゲンが未だに無くならないのは、コストの問題もあるでしょうが、あまり長距離を走らない、街中しか走らないといった場合には、絶対的な光量は必要ありませんし、やはりコントラストが強くて見やすいという長所があるからなのでしょうね。

さらにキセノンは明るくなるのに時間がかかるので、パッシングライトには向かないと良く言われますが、F30系ではパッシングライトもキセノンです。昔はバイキセノンを搭載したクルマでもパッシングライト用にハロゲンも付いていた時期がありましたが、今はもうキセノンのデメリットは克服されたんですね。

ヘッドライトは色温度だけで見え方が随分と変わります。幸い、ヘッドライトは比較的変えやすいパーツですので、もし夜間の運転で今の見え方にご不満があるようでしたら、色温度の違うバルブにしてみてはいかがでしょうか?

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

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