BMW・アウディ・メルセデス、ドイツ御三家の私的イメージ大放言!

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当ブログをお読みいただいている方の中にはBMWオーナーの方以外にも、新車・中古車を問わず、これからBMWの購入を考えていらっしゃる方も多いと思います。ですが、乗る前からBMW大好き!という方でも、ドイツ御三家の残り二つ、メルセデスとアウディってどういうクルマなのか気になるのが正直なところではないでしょうか?

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クルマを購入する時って、クルマ雑誌を読みあさり、ネットで情報収集してディーラーに行くものの、試乗程度の短い時間ではよくわからなかったり・・・と悩みが増えるばかりですよね。

幸いにも私はドイツ御三家の比較的新しいモデルに乗ったことがありますので、そこから見えてきた特徴というか傾向で、あまり雑誌に書かれていないことを中心にご紹介します。ただ、あくまでBMWオーナーたる私の意見ですので、ご参考程度に留めていただければと思います。感じ方は人それぞれですので。

なおここで申し上げているのは全て、「同時代の同クラスと比べて」相対的な基準で言っておりますので、お含み置きの上お読みください。

メルセデスの場合

メルセデスは先代のCクラス(W204)と現行の前期型Eクラス(W212)とさらに先代のSクラス(W221)、あとはSL550(R230)に乗ったことがあります。もっとも、さらに遡るとW116とW126のSクラスにも乗ったことがあります。もちろん私の実家のクルマとかではなく、友人の家のクルマなどです。

メルセデスは、御三家の中でも一番ロードノイズが大きめだと思います。標準装着されているタイヤを見ても、例えば3シリーズとCクラスを比較すると、同じブリジストンのランフラットでもBMWはPOTENZA S001という最高峰のタイヤを純正で装着しているのに対し、メルセデスはトゥランザなどの中位のタイヤを履いていたりします。この違いも大きいのでしょうが、遮音がしっかりしているはずのSクラスに乗っても、7シリーズと比べてかなりザーッというロードノイズが耳につきます。

振動の点でもそうです。高級車のイメージからすると意外なほど振動が来ます。以前、W204のC200を試乗した時に、信号待ちでブレーキペダルを踏んで止まっている時、ペダルが振動しているために足がむずかゆくなってしまったことがあります(笑)。

新型になるたびにブラッシュアップされていますが、それはBMWやアウディも一緒ですので、あまり差が詰まっていませんね。

ただし、エンジンの遮音はピカイチです。先代のW211のEクラスのE320CDIなどは、外から聞いているとディーゼルエンジンとはわかりませんでした。BMWは現行の523dでも、外からは結構賑やかにディーゼルエンジンの音が聞こえます。要するに、エンジン本体での遮音をしっかりしているんですね。

乗り心地はフラット感が強いとよく言われますが、これもBMWに比べてわずかに勝っている程度だと思います。そういう意味では乗り心地的には疲れないクルマと言えますが、いかんせんロードノイズが大きいので、今ひとつ効果が薄くなってしまっている気がします。

内装に関しても、Sクラスでフル装備にするとかなり豪華ではありますが、すぐに古臭く見えてしまうのが欠点です。メルセデスのデザイン全体がそうなのですが、新型が発表されると非常に目新しいデザインに見えるのですが、それだけに時間が経つと旧型感が際立ってしまうんですよね。

技術的には熟成された技術を使用して信頼性を確保する傾向があります。

先進技術に関しては、かつて先走りすぎてSBC(センソトロニック・ブレーキ・コントロール)という、ブレーキ・バイ・ワイヤの技術をリリースしてSLクラス(R230)、Eクラス(W211)、CLSクラス(W219)に搭載しましたが、珍しく不具合満載で叩かれ、さらに初代Aクラスがエルク・テストと呼ばれるダブルレーチェンジテストで転倒して叩かれしてからは息を潜めていましたが、最近では再び先進技術の搭載にも積極的になってきましたね。

アウディの場合

先に結論を言ってしまうと、乗り心地の滑らかさや音振の処理に関しては御三家の中でピカイチです。ハンドルも軽くて、実は一番日本人ウケしやすいはずなのに日本では常にメルセデスとBMWの後塵を拝しています。

アウディは現行のA6オールロード(C7)と、ちょっと古いですが2代目のA4(B6)ですね、この2台しか乗ったことがありませんが、滑らかで遮音もよくできています。内装は好き嫌いありますが、作りはよくできています。

遮音に関しては、ロードノイズ・エンジン音ともよく遮断されているのですが、外から聞くとそこまで静かなエンジン音ではありません。うるさくもないですけどね。想像するに、アウディの遮音対策はボディ側での遮音がメインなのではないかと思います。

アウディは試作段階で車内の異音対策を十分行うということを以前CGで読んだことがあります。なんと車内の匂い、あの新車の時の部材の匂いまで吟味されているそうですよ。

そう聞くと理想的なファミリーカーのような気がしますが、そうは問屋がおろさないんですね。

ですが以前A4を見に行った際の記事でも申し上げたとおり、アウディの欠点はスペース効率の悪さです。

気になるクルマ、アウディA4アバントをチラ見してきました。

本当にどうしてVWのスペース効率のノウハウを真似しないのか不思議でしょうがないのですが、B6のA4に乗った時に、自分のドライビングポジションに合わせた後で振り返って後席を見て驚愕しました。人乗れないじゃん。

トランクスペースにしても、今や御三家の中では一番実用的なイメージのないBMWの後塵を拝する始末です。もともと、アウディのアバントと言えばファッショナブルなステーションワゴンの代名詞的存在で実用性よりもおしゃれさを優先していたので当然といえば当然ではありますが。

ハンドリングに関してですが、これは御三家の中では一番面白くないというか、人馬一体感が感じられません。メルセデスも相当高レベルのハンドリングを実現していますので、余計にアウディのハンドリングは目立つんですね。ワインディングロードなどではBMWと同じ感覚で運転すると確実に外に膨らみます。

こうしたことが総合されると、スピード感が感じられないのか、高速道路では相当快適なようでして、バヒュン!と抜かして行くクルマは最近ではアウディが多いような気がします。

クアトロの性能は体感したことがありませんが、高速のかっ飛びっぷりを見ているとドライでも相当な恩恵があるのでしょうね、ましてや路面状況が悪くなった場合には真価を発揮すると思います。

技術はVWグループという巨人のリソースを存分に活用しているせいか、先進技術を積極的に投入してきます。LEDライトやウィンカーなんて当たり前、現在は全自動運転に最も近いところにいるのではないかと個人的には思います。

BMWは?

さて、最後に我がBMWですが、まずロードノイズの遮音性はメルセデスよりも確実に上です。ただ、エンジンの遮音性はわずかながらにメルセデスの方が上だと思います。

かつてはメルセデスのボディ剛性は「巌のような」と表現され、VOLVOと双璧をなしたもののようですが、BMWのボディ剛性も昨今かなり高く評価されています。

それがハンドリングと乗り心地の両面で効いているようです。つまり、サスペンションの柔らかさなどで乗り心地をよくしようとしているのではなく、設計通りにサスペンションをストロークさせて快適性を確保しようとしているのを乗っていて感じます。足元がキレイに動く感じですね。

エンジンに関しては、BMWはむしろ音を聴かせるようにしています。とは言ってもそこまでうるさくはありません。

ハンドリングは言わずもがなです。スッキリとしていて、タウンスピードから思い通りのラインに乗せられるくらい違いがはっきりわかります。

その分、他の2社に比べて高速の直進安定性は今ひとつです。

内装に関しては、「高級感がない」という悪評をよく聞きますが、私に言わせると「素っ気ないと感じる人がいるであろうレベルでシンプル」です。ご存知の方がいるかわかりませんが、著名な自動車評論家の故・徳大寺有恒さんは、「メルセデスの内装は田舎くさいけど、BMWは都会的」と評していました。確かにそうですね。

フラッグシップ同士で比べると、メルセデスの内装は豪華な装飾を施された和風建築、BMWの内装はデザイナーズ系の建築物のような感じです。伝わりますかね?

ただ、内装の建てつけはこの中ではクオリティが一番低いです。ちょっと安っぽく感じる部分や、異音が出たりする部分が散見されます。特にドリンクホルダーはどのBMWでも弱点ですね。すぐダメになるか、もしくは使いづらいです。

後席はしっかり広さが確保されておりシートも大きめです。トランクなども大きめで、昔は酷評された実用性ですが、今や御三家でトップだと思います。

技術に関しては、エンジンに関するものが多いですね。かつてのバルブトロニックに始まり、マグネシウム・アルミ合金という贅沢な直列6気筒エンジンとか。これ、実は私が乗っていたE90の323iに搭載されていました。

そして、もう少し熟成してから搭載すればいいのに、と思うような先進的な電子制御でも積極的に取り入れるのですが、結構繊細でトラブルも多いようです。

ちなみに私は、E90では320i、323iともステアリングの舵角センサーの故障から、ウィンカーが自動で切れない・DSC警告灯点灯・ABSがキャンセルされるという広範囲にわたるトラブルを経験し、対策品に交換しています。

F30では320i、320dツーリングとも全く電子系のトラブルはありません。逆に言うと、熟成された技術が乗っているということですので、BMWにとってその面でのチャレンジがないということですね。

まとめ

私は免許を取ってこのかた、クルマ雑誌をだいぶ読んできましたが、どうしてもこうした情報って載っていないんです。日々たくさんのクルマに乗っていて比較されている記者さんの目の方が私よりも正しいと思うのですが、逆に言うとそこまで色々なクルマを比較するわけではない私たちにとっては、こういう細かいところが気になるんですよね。

特に私にとってはメルセデスのロードノイズの大きさは衝撃的でした。何回乗っても同じなんですよね。SL550はまだ分かるものの、SやEまでそうだった時には信じたくありませんでした。

こういう中ではアウディが惜しいんですよね、本当に。もう少しハンドリングがよくて、もう少しスペース効率が良ければ、私の中ではBMWを抜いてしまうかもしれません。

以上、私が感じた勝手な感想を書き連ねてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?最初に申し上げたとおり、感じ方は人それぞれですので反論も多々おありだと思います。そういう方は、ここに書いてあるのは私の偏見であるということでご勘弁くださいましたら幸いです。

今回はこの辺で失礼します。長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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