40代子持ちのクルマ好きが、愛車のBMW 320dツーリングを評価するとともに、ちょっとだけ日々を楽しくするクルマのある生活の話題をお届けします。

BMWのACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)にこういう機能が付いていればという妄想。

2015年モデルからBMW3シリーズには標準装備になったACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)ですが、もう一歩進めてこの機能が欲しかったなあと思うことがあります。それは・・・いつセーリング機能を使えばいいのかがわかる機能です。なぜかというと・・・。

ACC、確かにすごく便利です。

当ブログで私も散々絶賛しておりますが、本当に便利です。何が便利かというと・・・。

前に車がいなければ一定スピードを保てる

まあ、当たり前ですね。普通のクルーズコントロールだってそのくらいはできます。この利点は、人の操作ではなかなかできない、本当の低速走行が出来るので燃費が良くなり、かつ結果として平均速度が速くなることです。

人間って、アクセルを踏んでいるとどうしても踏みたくなるんですよね。すると、車は徐々に加速していきます。これはすごく燃費が悪い状態ですよね。

そんなことないよ、ずっと加速していくなんて!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際多いですよ。一般道の幹線道路で特にわかりやすいですが、信号待ちから加速→ゆっくりゆっくりと加速して60km/h到達→巡行に入るかと思いきや・・・まだ加速?信号でブレーキ、といった具合です。

ACCですとこれがなくなります。私の320dツーリングですと、ACCを60km/hにセットして前者に追従して停車後に発進すると、60kn/hに達した時に瞬間燃費計が28km/Lくらいを指すようになるので、巡航状態に入ったことがわかります。この状態が燃費がいいんですから、ずっとダラダラ加速し続けたら燃費はだいぶ悪くなりますよ。

あと、これとは矛盾するようですが、平均時速が結果として上がるというのは、高速道路でのことです。私の経験上、バヒュン!と抜いていっても、一定スピードで走っていると10分後くらいにはそのクルマに追いつくことって結構あります。長い時間アクセルを踏み続けるというのも人間苦手なんでしょうね。いつの間にか緩んでしまうようですが、ACCならばこのようなことがないので、結果として平均速度が上がる、ということです。

面倒な加減速は車任せにできる

自転車なんかに比べれば、クルマの加速ってアクセルを踏めばいいだけですのですごく楽ですよね。でも、ずっと一定スピードで走り続けている時って、このブレーキやアクセルの踏み返すら億劫に感じることがあります。

これは疲れているとかではなくて、誰にでも起こり得る、「変化がないのに慣れてしまって、変化を起こすのが面倒」という状態ですよね。体力を消耗するわけではないのですが、結構疲労として蓄積されていきます。

ACCは加減速を車任せに出来るので、こうした疲労が蓄積することがありません。

何が不満なの?

そうなんです。ここまで超絶便利なのに、まだ何が必要なのか?それは、もっと効率よくできるだろう、ということです。

以前当ブログでご紹介しましたが、私はカタログ燃費以上で走ろうと思っている時には、積極的にACCをオフにしてECO PROの「セーリング」を使います。

BMW3シリーズでカタログ燃費以上で走るためにやっていること。

 

これはACCの欠点を補うためなのですが・・・下り坂だろうと何だろうと設定速度をキープしようとするところ、これが欠点なんです。

私は自分の右足だけでACCに勝る燃費を出すことはできませんが、そうはいっても、下り坂は設定スピードを多少超えても惰性を利用して下った方が燃費はいいですし、上り坂は頑なに設定スピードをキープするより、多少の減速には目をつぶって、あまりアクセルを踏みすぎない方が燃費が良くなるということは知識として知っています。

特に下りの後登りがあるのが見えているような場合は、できれば下りで勢いをつけて登りにかかりたいですよね。

これがACC任せだとできないので、マニュアルでオン・オフする必要が生じるわけです。

タイミングが難しい。

高速道路を走っているとき、自分の行く手にある坂が果たして登りなのか下りなのか、あるいは今も登りでもっときつくなるのか、今も下っていて平らになるのかなど、わからなくなる経験、ありませんでしょうか?

この状態を「空間識失調」と言います。英語で言うとVertigoですね。そう、10年くらい前のiPodの宣伝でU2が歌っていた曲です。

それはいいとして、この空間識失調、飛行機を操縦しているときになると致命的ですが、クルマを運転していてもそこまで致命的にはなりません。もちろん、下り具合を誤って、急な下りから緩やかな下りになったのに登りと勘違いしてアクセルを踏んでスピードが出すぎることはあるかもしれませんが、パニックに陥ることはないですよね。

こんな時、私はアクセルを一瞬全閉して、加速するか減速するかで判断したり、ACC使用中は瞬間燃費計を見て判断しています。

すると、ACCで走行中、ブレーキを踏んでほしくないのに、いつの間にかブレーキがかかっていることがあるんですね。もちろん、オーバースピードになるのを防いでくれているのですが、ちょうどセーリングで速度をキープできるくらいだったりするとなんだかもったいないです。320dツーリングになり変えてからは、いかに低燃費で走るかというチャレンジも、私的「駆け抜ける喜び」の一つになっていますから。

かといって、下りだからとなんでおかんでもセーリングを使うと、意外と下り具合が緩やかでむしろ減速しちゃったりして・・・結構難しい時もあります。

そこで私が追加して欲しい機能は・・・

セーリング使用を推奨する表示です。イメージとしては、マニュアルモードで走っている時に出てくる、シフトアップの推奨表示のような感じですね。

知らせ方はなんでもいいです。例えば、メーター内で何がが光って教えるとかでもいいですし、ACCを設定して出てくるメーター内表示のうち、内側の実線が青になるとかもありですよね。

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そうすれば、ブレーキをかけなければ加速してしまうくらいの下り坂ではときに敢えてACCをオフにして、惰性で走るようにすればもっと燃費が良くなるのではないか、と思うんです。

いや、もちろんACCに自動でセーリングに切り替えて燃費良く走る機能があればいいんですが、それはちょっと大変です。

せめてカーナビの地図に高低差の情報を持たせて、その情報をもとにアクセル・ブレーキを制御すればいいんですが、すぐには無理っぽいですよね。

というわけで、手っ取り早く、「セーリング推奨」表示をつけて欲しいわけです。

代替手段として

ECO PROモードであればアクセル開度がタコメーターの下に青く表示されていmさうので、これが全閉の位置になったすかさずACCオフでセーリングします。

また、私はメーター内真ん中の表示は、上の写真でもそうですが、常に瞬間燃費計にしています。ここが60km/Lなどとありえない値になったら、その時もACCをオフにしたりします。

でも・・・これって結構面倒なんですよ。自分で判断してやらなければいけないわけで、四六時中気をつかっていなければできないことです。

これが推奨表示が出たらどうでしょう?面倒であれば反応せずにACCにそのまま任せてもよし、左手でACCをいったん解除するもよし。

このようにクルマが知らせてくれるだけで、随分と楽になるはずです。

まとめ

ディーゼルは、いざとなればしゃかりきになって運転しても答えてくれる脳y6はありますが、普段はたいていの方はのんびりと、燃費良く走れればそれでいい、とお思いでしょう。

私のようにマニアックに燃費を追い求め出すとキリがないのですが、セーリング推奨表示があれば、単調な運転にも変化をつけることも可能です。

実際、短距離で比べてみると、セーリングを使う・使わないで全然燃費が違うのがわかります。例えば、私が良く走るルートでも、セーリングを使わず走ると13km/Lくらいのところが、セーリングをうまく使うと17km/Lに改善したりします。10kmくらいの道のりで短距離なので、差が見えやすいです。

BMWは環境対応を最重要課題にして、技術開発を進めています。エンジンの改良だけでなく、このようなベテランの運転テクニックをうまく生かす、というのも環境に貢献できると思います。コネクテッド・ドライブ・プレミアムで付いてくるECO PRO analyserではなく、もっとリアルタイムでのアドバイスをする機能。これをスポーツモードまで拡大すれば、すごくBMWらしく運転できると思うのですが・・・。

これも自動運転の一種になるのでしょうか?

では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。